底地

底地に投資するなら、それなりの覚悟を

底地とは、通常の使用収益できる土地に対して使われる言葉で、他人の借地権が乗っかっており使用収益できない土地のことを言います。底地が出来た背景として、大都市の地価が上昇し、通常の土地を購入できない借地権者が、底地を所有する地主と交渉することで借地権を取得し、そこに自宅を建てて、トータルのコストを抑える方法が自然発生的に出てきたことによります。
そして近年、地主に相続が発生し、今まで市場に出てこなかった底地が市場に出てきたことで、底地が注目を集めるようになっています。ただし、法律は地主よりも立場の弱い借地権者を保護するために、「正当事由」がなければ借地権者を追い出すことが出来ないと定めています。そして、この「正当事由」ですが裁判においても、ことごとく借地権者が有利になる判決が出ており、いくら底地が安いと言っても底地を購入するのであれば、借地権者と一生付き合うくらいの覚悟がなければ厳しいというのが、一般的な見解です。
もっとも、現在の低金利下においては、預金金利よりも借地権者からの借地料の方が利回りが高いのは事実ですが、借地権者の経済状態が下向けば取り立てに苦労することもあり、どのような借地権者なのか、しっかり調査することも大切です。いずれにしても、底地への投資は十分慎重に行う必要があります。

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